全体活動の発表で演劇を披露する留学生たち=大田市山口町、市山村留学センター「三瓶こだま学園」
全体活動の発表で演劇を披露する留学生たち=大田市山口町、市山村留学センター「三瓶こだま学園」

  【大田】島根県外の小中学生が山村暮らしを体験する大田市山村留学センター「三瓶こだま学園」(大田市山口町)で15日、長期留学する児童・生徒8人が半年間の活動成果を発表する収穫祭があった。木の実のお菓子作りや自然道を走るトレイルランなど、個人や全員で取り組む体験を披露し、成長を伝えた。

 1年単位の長期留学生はセンターで共同生活を送り、地元農家へのホームステイや自然・文化活動を体験する。平日は地元の北三瓶小、中学校に通う。2025年度は小学4年生から中学2年生が滞在する。

 それぞれがテーマを決めた個人活動に取り組む。この日は、地域住民や保護者ら約100人を前に、一人一人が裏山で見つけたアケビでジャムを作ったり、三瓶山で縦走に挑んだりしたことなどを失敗談も交えて発表した。

 大阪府守口市出身の久原琉之介さん(14)=北三瓶中2年=は、テンやイノシシの野生動物を自らさばいて毛皮の採取に挑戦したことを振り返り「昔の人が生き物や命を大切にしていたことがよく分かった」と報告した。

 国譲り神話を題材にした演劇や地元の子どもたちと取り組む太鼓クラブの全体発表もあり、会場を盛り上げた。16日は模擬店やバザーがあり地域との交流を深める。

(勝部浩文)