おかあさんのふるさとキッチンのメンバー(中央)の指導で、そば打ち体験を楽しむ子ども=大田市三瓶町、志学まちづくりセンター
おかあさんのふるさとキッチンのメンバー(中央)の指導で、そば打ち体験を楽しむ子ども=大田市三瓶町、志学まちづくりセンター

 地域特産の三瓶そばでまちづくりを進めようと、大田市三瓶町志学地区の有志が合同会社を立ち上げ、そば打ち体験の提供を始めた。23日に志学まちづくりセンターで開いた新そばまつりで「三瓶そばで地域を元気に」を合言葉に事業を始め、三瓶そばの発信と地域活性化を誓った。

 地域のまちづくり組織で地区の未来を話し合う中、古くから親しまれる三瓶地域の在来種ソバ「三瓶そば」に着目。2年前に女性陣が「おかあさんのふるさとキッチン」を結成してそば教室を開く。取り組みを進めようと同センター職員の三谷和弘さん(57)ら有志2人が「シガクミライ合同会社」を設立した。

 三瓶そばにまつわる事業内容を想定。志学まちづくりセンターで月1回開かれる直売市「志学マーケット」などに合わせ、おかあさんのふるさとキッチンメンバーと協力してそば打ち体験を催すほか、スポットでの申し込みも応じる。

 23日は同センターとともに新そばまつりを主催。新そばを振る舞う傍らでそば打ち体験会を開き、大人と子ども4人が女性陣のにぎやかな指導を受けて本格的なそば打ちを楽しんだ。

 まつりには市内外から大勢の人が三瓶そば目当てで来訪し、野菜や加工品の地域産品も飛ぶように売れた。三谷さんは「地域で親しまれてきた食べ物で、よそでは味わえない。楽しみながら地域を盛り上げたい」と意気込んだ。

 そば打ち体験の問い合わせは志学まちづくりセンター、電話0854(83)2167。(勝部浩文)