2001年の夏、東京に住む遠藤美幸(62)の元に段ボール箱が届いた。送り主は小林憲一。日本航空の客室乗務員として働いていた1985年、小林はニューヨーク便の向かいの席に座っていた。日航のOBだったため話が弾み、家に遊びに行くように。妻とも親しくなり、16歳で母親を亡くした遠藤を娘のようにかわいがってくれた。

 中国雲南省の拉孟(らもう)で44年、約1300人の日本軍が中国...