高校の教育カリキュラムとアルバイトの両立を話し合う参加者=松江市大輪町、山陰教員研修センター
高校の教育カリキュラムとアルバイトの両立を話し合う参加者=松江市大輪町、山陰教員研修センター

 学び続ける重要性を考えるイベントが25日、松江市大輪町の山陰教員研修センターであり、社会教育士、教員を目指す学生、高校生ら約110人が理解を深めた。

 「情報通信技術(ICT)を活用した学校での事例」「なぜ学校はアルバイトを禁止にするのか?」「教育、金融、経済の学び直し」などをテーマにワークショップで検討した。

 このうちICT事例について、島根県飯南町教育委員会のICT支援員、梶川光夫さん(48)が、同町内の頓原中学校の様子を紹介。全授業の内容を生徒や保護者、教職員間で共有したり、前年度の授業内容も把握できたりするため、効果があると述べた。

 梶川さんは「学校で状況に差がある。教育関係者がICT活用について学び続ける仲間を増やすことが重要だ」と説いた。

 高校生のアルバイトを議論したグループでは、アルバイト経験はお金や仕事の概念を学ぶ機会になるという意見がある一方、学業への専念を妨げる懸念や、生徒が問題を起こした際に問われる学校の責任という観点で反対意見もあった。イベントは島根大が開いた。

 (井上雅子)