鳥取県西部の弓浜地方に根付き「暮らしの衣」として愛される「弓浜絣(ゆみはまがすり)」をテーマにした写真が、米子市茶町の雑貨店ブリコラージュで展示されている。幸せを願って織られた絣に身を包む家族連れなどの姿が、伝統工芸の魅力を伝える。27、31の両日(午前11時~午後5時)で、鑑賞無料。
弓浜絣は伯州綿を手紡ぎして織り込まれた藍染めの綿布。縁起物、吉祥の絵柄に、家族への愛情、着る人の幸せへの願いがこもる。
写真展は、古着などを活用し先祖に思いをはせる着付けイベントを毎年開いている米子市夜見町の寺院・迎接(こうしょう)院が開催。粋な着こなしで笑顔を見せる女性、もんぺをリメークしたワンピース、甚平姿のかわいらしい幼児の姿などを捉えた、約30点を並べる。
ブリコラージュの池信由美子さん(58)は「織り込まれた思いを受け取ることが伝承につながる」と話し、迎接院の伊藤紀子さん(58)は「多くの人に知ってもらいたい」と来場を呼びかける。
(吉川真人)













