演目「山の神」を披露する唐川自治会唐川神楽のメンバー=雲南市木次町里方、チェリヴァホール
演目「山の神」を披露する唐川自治会唐川神楽のメンバー=雲南市木次町里方、チェリヴァホール

 雲南神楽フェスティバルが25日、雲南市内であった。市内外の神楽7団体と和太鼓1団体が人気の演目を披露し、来場者約420人を魅了した。

 トップを飾った海潮山王寺神楽社中(雲南市)は、出雲大社の祭神オオクニヌシが登場する「大社(おおやしろ)」を上演した。特別出演した唐川自治会唐川神楽(出雲市)は「山の神」を披露。榊(さかき)を取るため山に忍び込んだ神を別の神が追いかける場面では、舞い手が舞台から客席に下りて動き回り、来場者を楽しませた。深野神楽保存会(雲南市)はスサノオノミコトが八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する「八戸(やと)」を上演し、勇壮な舞を披露した。

 雲南市大東町から家族4人で訪れ、最前列で鑑賞した小倉熊楠(くまぐす)ちゃん(5)は「大蛇(おろち)の面がかっこよかった」と笑顔で話した。

 フェスティバルは、市と市内の神楽団体などでつくる実行委員会が、後継者育成と伝承を目的に主催し、19回目。雲南地域の1市2町と出雲市でつくる「出雲の國・斐伊川サミット」が共催した。

 (福間崇広)