鳥取発の食品貯蔵技術「氷温」を学ぶ境港総合技術高校(境港市竹内町)の校外授業がこのほど、米子市大篠津町の氷温協会であった。食品・ビジネス科の2年生25人が、昨秋に収穫された梨の鮮度や甘さを確かめ、食品の高品質化につながる技術として3年生で取り組む課題研究に生かす。
「氷温」は鳥取県特産の梨の低温貯蔵研究から発見された。同協会の山根昭彦理事長が、食品によって異なる凍結の始まる温度が梨、リンゴなどの果物は「マイナス2度」と説明。0度以下の「凍るか凍らないかのところ」で適切な温度管理をすれば、糖度を増す効果もあると解説した。
生徒たちは氷温貯蔵した梨を手に取り、同サイズでも重量差があるのを確かめ、糖度によって差が出ることを学んだ。みずみずしく甘い梨の試食もあった。
同校は実習製品のいちごジャムが、協会の「氷温認証」を受けた実績がある。景山結月さん(17)は「他の時期に収穫したものが、長期貯蔵で使えるなら(商品開発で)使える食材の幅が広がる」と話した。(吉川真人)













