【松江】岡山県赤磐市在住の陶芸家、近藤義之さん(82)が島根県立美術館(松江市袖師町)ギャラリーで、茶器を中心とした作品展を開いている。さまざまな手法で作られた花器や茶わんなど170点が並び、来館者の目を引いている。観覧無料、23日まで。
近藤さんは40年以上の経験がある備前焼の作品に加え、縄文時代から現代までの幅広い焼き物に挑戦してきた。集大成となる作品展を開いたという。
着色にこだわったというつるくびの花入れは、土の風合いを残しつつ、広い面に赤が出るように工夫した。つるくびの花入れには花を生けず、見る人が心の中で花を想像することで完成する作品だという。
展示には、東京芸術大デザイン科で学ぶ山田さくらさん(23)ら孫3人も協力した。山田さんは、近藤さんの物を積み重ねて置く癖に着目した写真集やグラフィック作品など6点を展示した。
近藤さんは「孫が一緒に展示会をしてくれてとてもうれしい。古いものの一番いいところを表現したのでぜひ楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。
午前10時~午後5時。最終日は15時まで。
(岩田理子)













