スクリーンに映し出された安来節のバーチャル映像=安来市古川町、安来節演芸館
スクリーンに映し出された安来節のバーチャル映像=安来市古川町、安来節演芸館

 民謡・安来節の等身大バーチャル映像の上映が、安来市古川町の安来節演芸館で18日から始まる。3枚の透過スクリーンを使って立体感のあるどじょうすくい踊りを見ることができる。

 映像作品はどじょうすくい男踊りやNEO安来節など6作品で、全体の上映時間は約25分。縦5.5メートル、横3メートルの透過スクリーンは、舞台上から前後の間隔を開けて懸垂し、演者が実際に踊っているような臨場感がある。平日の午前11時から連続上映する。

 市の委託を受けて同施設を管理運営するアクティブ・プロ(米子市)が設置した。同館では2年前まで毎日、安来節公演を行っていたが現在は土日と祝日に限定している。西尾俊也館長は「生に近い雰囲気で演出した。平日の来館者に『本物の公演を見たい』と思っていただけるよう企画した」と説明した。今後は銭太鼓の映像作品も上映したいという。

 安来節保存会や市観光協会の関係者を招いた試写会がこのほどあり、田中武夫市長(安来節保存会長)は「等身大の演者が立体的で、拍手したくなる感じだった」と話した。

 (中山竜一)