安来市が民謡・安来節を常設公演する安来節演芸館(安来市古川町)の休館を明らかにした。指定管理者の企業と指定管理料の条件が折り合わなかったためで入館者数が伸び悩み、経営が厳しい積年の課題が浮き彫りになった。3月29日から休館し、2024年4月の再開に向けて市は老朽化した設備を改修し、新たな指定管理者を探す。経営改善の展望は現時点で開けておらず、行方は不透明だ。 (安来支局・桝井映志)

[関連記事]安来節演芸館休館へ 指定管理料折り合わず 市、新たな管理者募る

 演芸館は、集客力の高い足立美術館の...