―航空機エンジン用大型鍛造品の非破壊検査の体制を整えるため、松江市北陵町のソフトビジネスパーク島根に検査場を新設されました。
現在、計画通りに進んでおり、2025年12月に建屋が完成し、26年2月には検査設備を設置完了しました。今年度は27年からの本格稼働に向け、各種認定(JISQ9100やGEなど)の取得や社内システムの構築を目指す重要な1年となります。破壊試験事業に次ぐ第2の柱として育て、少しでも業界の活性化や雇用創出につなげていきたいですね。

 

―社員が安心して働ける環境づくりに力を注いでおられます。
嘱託なども含め10代から70代まで約270人が勤務しています。社員のみんなには心身ともに健康で長く働いてほしいという思いから、トレーニングジムの法人契約、健康志向の食事を提供できる置き型社食、そしてキッチンカーの導入など行って福利厚生の充実を進めてきました。また社内研修にも力を入れ、自ら考え行動する自走式組織を志向し、職位に合わせた少人数での研修を繰り返し行っています。このような取り組みを評価していただいた結果、26年1月には働きやすい職場づくりを進める企業を表彰する島根県の「第12回しまねいきいき雇用賞」を受賞できたと思います。

 

―国際航空宇宙展などさまざまな総合展示会への出展をしています。
いろいろな展示会へ出展することにより、たくさんのお客さまから声をかけていただける機会が増えました。社名の広がりや新たな分野の顧客開拓ができていることを実感しています。

 

―26年度の展望をお聞かせください。
旺盛な航空機・エネルギー関連需要に対応するために人工知能(AI)の活用やDXを推進し生産性向上を目指したいと思います。近年はサイバー攻撃による被害を受ける企業が急増しているため、弊社でもセキュリティ対策を強化し、お客さまからの信頼をさらに強固なものにしていきたいですね。

 

弊社は材料、製品を開発する方々に信頼され、満足してもらえて、安心安全を届けられる縁の下の力持ちの会社を目指しています。若い方には『自分の理念』を見つけてもらい『企業理念』と合致した会社で働くことでいきがいややりがいを感じて欲しいです。

木口 貴弘 氏=安来市出身(55歳)住宅営業マンを経て、2008年に入社。22年9月に現職に就任。趣味はゴルフ。「週刊少年ジャンプ」を小学生の頃から買い続ける漫画ファンでもあり、好きな作品は「ONE PEACE」(尾田栄一郎)や「名探偵コナン」(青山剛昌)最近では、「葬送のフリーレン」(山田鐘人)を愛読しています。また、1人旅にも出かけご当地の食やお酒を楽しみます。