―自社の強みは。
各種広告のデザインやWEBサイト開発、動画制作、 SNS広告配信など幅広く展開しています。力を入れている分野の一つでもある企業ブランディングでは、会社の企業理念から一緒に考え、PRパートナーとして効果的な広報戦略を提案。デザイナー、プログラマー、ディレクターの総勢14人のメンバーで、広告に関わる業務全般をワンストップで提案、実施しています。
―県外だけでなく、海外からの業務依頼が増えています。
福岡、広島、東京にも拠点を置いてノウハウや人脈が広がり、海外からの仕事も入ってくるようになりました。誰もが知る日本の有名スポーツドリンクの中国での販路拡大を目指すプロジェクトのデザインを担当しました。島根にいながら世界に向けた夢のある仕事ができることは誇りで、社員のモチベーションアップにもつながっていることはうれしいですね。
―近年では人工知能(AI)を「仲間」として積極的に業務で活用しています。
作業の効率化やスピードアップ、クリエイティブの質や提案力の向上を目的に、この1年間で使うのが当たり前になりました。最終的には人が仕上げるのですが、クライアントがさまざまなパターンを想像できるよう多様な絵コンテを作成する際や、広告を訴求させるターゲットを決めるといったマーケティング分析などで、大きな力となっています。
―今後の展望を教えてください。
県外や海外での業務を通して広げた知識や技術を、今まで以上に地元の皆さんの課題解決に生かし、地域を元気に楽しくしていきたいですね。さらにクライアントワークのみならず、グッズの企画販売やお店の経営など、自社からさまざまなことを発信する自主事業もやってみたいと考えています。いろいろなことに挑戦していくためには、お客さまだけでなく社員の満足度向上も大切で、テレワークの推進や休暇制度の充実など、働きやすい職場づくりにも一層、力を入れていきたいですね。

地方にはまだまだ面白い挑戦の余白があります。地方でも、自分の視点やアイデア次第で新しい仕事や文化を生み出すことができる。私が好きな言葉に「好きこそものの上手なれ」があります。まずは自分の好きなことを大切に、一歩踏み出してみてください。その一歩が思いがけない未来につながります。

澤野大地=島根県益田市出身(40歳)2025年に現職に就任。
最近は映画プロデュースに挑戦するため、英会話の勉強を始めました。社員や息子とのコミュニケーションも兼ねてカードゲームの収集やルールの勉強をしています。スーパーで食材を買って自分で料理をする時間が、日常の中で一番リフレッシュする時間です。












