―2026年4月、新たに理事長に就任されましたね。
教育機関の運営に携わるのは初めてですが、以前から社会福祉法人みずうみ(本部・松江市法吉町)を経営する中で学校とは関わりがあり、授業や実習を受け入れていました。「地域福祉のまちづくり」に取り組んできた経験を生かし、地域に愛される拠点となるよう、さまざまな方々のご理解とご協力をいただきながら、持続可能な学校運営をしたいと思います。
―地域医療や福祉を支える人材を育成していますね。
松江市に一校しかない3年制の医療専門学校として、看護師や理学療法士、作業療法士の育成を担っています。26年3月までで、延べ約2600人を輩出しており、8割は山陰両県で働いています。人口減少で特に病院の看護師不足が顕著です。地域に医療福祉の人材を送り込む重要な役割を担っています。
―どんな学生を求め、育てていきたいですか。
高齢化とともに、障がいや貧困など複合的な事情を抱える方が増えています。丁寧に対応し、人を支える気持ちを育んでほしいです。学校では資格を取ることが優先にはなりますが、どのような医療専門職になりたいかも考えてほしいです。完璧でなくても、挑戦する人であってほしいと思います。AI(人工知能)の普及で、情報がたくさんありすぎて、動けない人もいるでしょう。学生が夢や希望に向かって学べるフィールドを整え、できる限りの応援をしたいと考えています。幅の広い人間を育てることが、さまざまな方に対応できる人材育成につながると思います。
―地域との関係づくりや今後の展望を教えてください。
学生は地域のイベントで健康チェックを実施するなど、活躍してきました。これまで以上に地域に出る学生を応援したいですし、学びを深めてほしいと思います。法人としても、地域医療や福祉を支え、最終的には地域共生社会を実現していけるよう、学校を含めた仲間づくりをしていきたいです。

夢や希望を持ち、新たな挑戦へ一歩踏み出す人を応援します。 地域における医療・福祉の現場で、人に寄り添い支えていく「責任とやりがい」を胸に、 専門的な知識とともに、心豊かな人間性を学び、自らの可能性を広げていきませんか。 皆様にお会いするのが楽しみです。一緒に、未来の医療と福祉を創造していきましょう。

岩本雅之=島根県松江市出身(57歳)2026年4月より理事長に就任。
東北福祉大学卒業後、参議院議員秘書を経て、1995年から社会福祉法人みずうみで勤務。 2016年から理事長。松江市議会議員も務める(4期目) 人をつなぎ、実践すること。顔が見える関係性を重視し、地域福祉のまちづくりに尽力している。 趣味は、読書、音楽・映画・ドラマ鑑賞、土鍋ご飯ミーティング。












