―今年で創立55年となります。この節目をどのように考えますか。
次に向かうのは60年目、65年目ですが、見据えるのは100年目。今はそのための新たな土台づくりをする時期だと考えています。昔からの積み重ねがあるからこその55年ですが、同じことを続けていては衰退の一途。私が入社した当時はトップダウン体制でしたが、今はボトムアップの時代。既に社員自らさまざまな提案をする環境になっていますが、それをより定着していければと思います。売上拡大のための取り組みとしても新しい試みが必要。自社だけでは限界があるので、地域のニーズや当社の方向性とマッチする企業との業務提携などで挑戦できればと思っています。
―昨年から企業としてのキーワードを健康経営としています。
健康診断などで社員が健康になる後押しをするのはもちろん、心身ともに元気に長く働ける環境整備こそが健康経営。根本的な問題解決に向けて会社が一人一人に寄り添うべきと考えています。そこで、フリーランスの管理栄養士にアドバイザーになっていただきました。毎月来社して講話や社員へのインタビュー、相談の時間も。食に限定しない健康維持のための幅広い知識をもって対応していただいています。また、仕事の中でストレスがかかる部分を把握するため、管理栄養士と一緒に業務フローの見直しと再構築も進めています。 社員への聞き取りやミーティングを重ねて分析し、徐々に答えが見えてきているところです。

―健康経営と効率化の関係は。
施工管理アプリなどの活用で効率化を進めつつ、健康経営と両輪で組織を回していくべきと考えています。健康経営の結果効率化が促進されることも。当社は土曜が半日営業でしたが、昨年から土・日・祝日休業に。業務のやりくりに工夫が必要になり社員に負荷がかかる面はありますが、効率が上がり、自分や家族のために時間を確保できている社員が増えたと感じます。このような取り組みを今後も続けていけば、経営の維持、拡大につながっていくことでしょう。

防水工事とは雨や雪などの自然環境から建物を守る、人が安心して暮らしていくには欠かせない仕事です。お客様の要望を技術者とつなぎ喜んでいただく、その中で新しい技術を取り入れ変化、進化していく。そんな奥が深く魅力がある仕事を楽しみ、共に歩んでいける方を応援します。そんな和光工業で一緒に働いてみませんか。

下川茂雄=島根県松江市出身(54歳)2019年に現職に就任。 高校卒業後、大阪・東京・広島と移り住み2000年に松江に戻りました。各地の人々と触れ合う中で、その地の良さはもちろん故郷松江の良さを実感し、今は山陰をどう盛り上げていくかを考えています。 様々な方とお会いしていくなかで自分の引き出しが増えていくこと、それが楽しみであり何より大切な時間です。












