7人組グループ・BTSが、20日に5thアルバム『ARIRANG』をリリースし、約3年9ヶ月ぶりの“完全体”カムバックをかなえた。それに合わせ、都市型プロジェクト『BTS THE CITY ARIRANG SEOUL』(以下『THE CITY SEOUL』)が華やかに幕を開けた。
【写真】BTS一色に染まったソウル市内の模様
20日午後7時、国宝第1号である崇礼門にはメディアファサードが上映された。城壁の門が開くと、BTSの雄大なシルエットが姿を現す。韓国の伝統的な提灯である青紗燭籠(チョンサチョロン)を手にしたメンバーたちが、明るい光の中を悠然と歩く姿が石壁の上に映し出された。終盤には、新譜のキーカラーである赤色の光が崇礼門を包み込んだ。ソウルの歴史的価値に新たな息吹を吹き込む瞬間となった。
現場を訪れた多くの市民は、伝統建築とBTSが共に生み出した特別な体験に感嘆の声を上げた。トゥクソム漢江公園の夜空を彩ったドローンショーと光化門広場の大型屋外広告は、都心全体を巨大な屋外展示場へと変貌させた。華やかな見どころにより、この瞬間にしか味わえない「体験の希少性」を提供した。
『THE CITY SEOUL』の最大の特徴は、ファンの祝祭を超え、誰もが楽しめる文化の場を設けた点にある。汝矣島漢江公園に設置された「LOVE SONG LOUNGE」には、早朝から散歩に訪れた市民や家族連れが足を運んだ。歌を媒介とした体験型コンテンツとバスキング公演が、日常に楽しさと感動を与えた。即席フォトブースを3台追加設置するほど多くの人々が漢江公園を訪れ、夕刻になると人出はさらににぎわいを見せた。BTSのThe 5th Album ‘ARIRANG’のリリースと、21日午後8時に開催される『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』を楽しむために韓国を訪れた外国人観光客も高い比率を占め、ソウル全域が巨大なグローバル祝祭の現場であることを実感することができた。
国立現代美術館の庭に設置されたキューブ型の造形物も市民の目を引いた。新譜のタイトル曲「SWIM」を想起させる海色の外観に「KEEP SWIMMING」という文言を浮かべ、曲のメッセージを伝えた。造形物に付けられたタッセルが風に揺れる音は、まるで波の音のように広がり、都心の真ん中で楽しむ癒しの時間を提供した。人々は汝矣島やDDPなど主要拠点で進行されるスタンプラリーに参加しながら、ソウルの随所を巡った。
『THE CITY SEOUL』は初日から多くの人出が集中したにもかかわらず、徹底した準備と円滑な運営により安全に締めくくられ、成熟した祝祭文化を示した。
『THE CITY SEOUL』は、4月19日まで1ヶ月間続く。崇礼門と南山ソウルタワーの赤いメディアファサード以降も、DDP ARMY広場、清渓川ラブクォーターなど、都市の多様な魅力を照らすプログラムが順次開催される予定。
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