絵画や工芸など市民の力作を集めた第53回松江市民美術展が同市袖師町の島根県立美術館で開かれており、受賞作を含む72点が来場者を魅了している。23日まで。
例年は9月の開催だが、本年度は空調設備不具合で休館となった影響で時期を変更した。書、日本画、洋画、写真、工芸、デザインの6部門を設け、それぞれ最高賞の市長賞を選んだ。
洋画部門では出品68点のうち、伊藤遥さん(松江市下東川津町)の作品「雪解の光」が市長賞に輝いた。タンポポやクローバーなど春を待って一斉に咲き出す野草を繊細に描き、自然への愛情が伝わってくる点や観察眼、高い描写力が評価された。
母親と訪れた松江市八雲町のアーティスト福間貴子さん(35)は自身も制作活動を行っており「色の使い方や題材の着目点など参考になる」と話した。
入場無料。22日に受賞作品を解説するギャラリートークがある。
(原暁)














