石橋和訓肖像写真(滞英時代、部分)=個人蔵(島根県立美術館寄託)
石橋和訓肖像写真(滞英時代、部分)=個人蔵(島根県立美術館寄託)
石橋和訓作「美人読詩」=1906年、島根県立美術館蔵
石橋和訓作「美人読詩」=1906年、島根県立美術館蔵

          
石橋和訓肖像写真(滞英時代、部分)=個人蔵(島根県立美術館寄託)

          
石橋和訓作「美人読詩」=1906年、島根県立美術館蔵

 出雲市佐田町出身で、明治期から昭和初期に国内外で活躍した画家・石橋和訓(かずのり)(1876~1928年)の代表作を集めた企画展「島根から世界へ- 生誕150年 石橋和訓展」が6日、松江市袖師町の島根県立美術館で開幕する。洗練された油彩技法による肖像画で多くの人を魅了し、島根から世界に羽ばたいた郷土出身画家の作品を紹介する。6月8日まで。

 石橋和訓は明治期に英国へ渡り、日本人で初めてロイヤル・アカデミーに入学。代表作『美人読詩』など数多くの作品を制作し、犬養毅や渋沢栄一など政財界要人の肖像画も手がけた。51歳で急逝したことで実現がかなわなかったが、明治神宮聖徳記念絵画館の壁画制作を依頼されるほど評価は高く、日本国内の画壇でもひときわ強い存在感を放っていた。今年が生誕150年に当たり、公立美術館では初の大規模回顧展となる。

 初日は午前10時ごろからギャラリートーク、7日は午後1時半から記念シンポジウムを美術館ホールで開く。8日は開館記念で観覧無料となる。

 開館時間は午前10時から日没後30分。火曜休館(5月5日は開館)。観覧料は、前売り(企画展のみ)一般千円、大学生700円、小中高生400円など。

 問い合わせは、県立美術館、電話0852(55)4700。