ルーシーが勤める結婚相談所でのカップル成立パーティのシーン=『マテリアリスト 結婚の条件』場面写真(5月29日公開) Copyright 2025 (C) Adore Rights LLC. All Rights Reserved
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 映画『パスト ライブス/再会』で世界的評価を得たセリーヌ・ソン監督の最新作『マテリアリスト 結婚の条件』が、5月29日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。このほど、ソン監督とダコタ・ジョンソン、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカルらが作品の魅力を語る特別映像が解禁された。

【動画】記事で紹介している特別映像&予告編

 本作は、ニューヨークの結婚相談所で働く凄腕マッチメーカーのルーシー(ダコタ・ジョンソン)を主人公に描くロマンティック・ドラマ。恋愛を“感情”だけでなく“資産価値”という視点からも冷静に判断するマテリアリスト(物質主義者)の彼女が、元恋人でバイトをしながら夢を追い続ける売れない俳優ジョン(クリス・エヴァンス)と、リッチで理想的な結婚相手である投資家ハリー(ペドロ・パスカル)の間で揺れ動く姿を通して、“愛か条件か”という普遍的なテーマに迫る。

 監督・脚本を手がけたソンは、約10年前にニューヨークの結婚相談所で実際にマッチメーカーとして働いていた経験を持つ。本作では、年齢や年収、身長、BMIなどの数値をもとに相手の価値を測ろうとする現代の恋愛観をシニカルかつユーモラスに描きながら、人生を共に歩む相手を選ぶという難題に向き合う人々の姿を浮かび上がらせる。「恋愛がしたいはずなのに、数字で相手の価値を測ってしまうから、どうしても矛盾が生じる。現代の恋愛というテーマは映画で語る価値がある」と語り、時代性を反映した新たなラブストーリーへの自信をのぞかせている。

 主演のダコタ・ジョンソンは「ラブストーリーに新たな魅力とニュアンスを与えている。うっとりするほどいい脚本」と監督への信頼を語り、完璧な結婚相手・ハリー役のペドロ・パスカルも「ラブストーリーの定義を覆して、誰もが共感できる人物像をとらえている」と監督の手腕を絶賛。元恋人ジョンを演じるクリス・エヴァンスは、「頭に従うべきか、それとも心に従うべきか。安心か安定か」と作品が提示する問いを明かし、現代を生きる私たちにとってリアルなテーマであることを強調した。

 本作は、2025年6月に全米で公開され、初週第3位にランクイン。世界各国でも公開され世界興行収入では、アカデミー賞作品賞受賞作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22年)、公開から2週連続全米No.1大ヒットの『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(24年)に続く、A24製作作品歴代3位の成績を記録している(25年12月時点)。ちなみに、毎月24日は「A24の日」。