鳥取市は新型コロナウイルス禍を踏まえ、県外の大学や高校、中学校などを受験した市内在住の学生と、同行した市民1人分のPCR検査費を助成する。1回当たり自己負担分5千円を超えた費用を助成する。補助上限は2万円。1人2回まで申請できる。

 対象は9月1日から来年3月末までに受けた検査で市内に戻ってから14日以内に受けたもの。県外の医療機関での検査も助成する。

 申請は、とっとり電子申請サービス、郵送、持参で受け付ける。受験票やPCR検査の支払いが証明できる書類などが必要。締め切りは来年4月14日。

 市は今年2~3月にも同様の制度を実施。申請は62件、100人だった。昨年度の一般会計補正予算で確保した検査5千回分の事業費6300万の繰り越し分を活用する。

 問い合わせは政策企画課、電話0857(30)8012。