石畳に積もった枯れ葉や枯れ枝を除去する寺戸和幸会長(右)=益田市西平原町、旧山陰道脇往還
石畳に積もった枯れ葉や枯れ枝を除去する寺戸和幸会長(右)=益田市西平原町、旧山陰道脇往還

 【益田】2019年に文化庁の「歴史の道百選」に選ばれた益田市鎌手地区の旧山陰道を整備、活用する地元の「山陰道鎌手保存会」(110人)のメンバーが20日、地区内の西平原町にある「油面(あぶらめん)」と呼ばれる脇道の石畳を清掃した。

 鎌手地区の旧山陰道は江戸時代、参勤交代には利用されていなかったが農民や商人、旅人、視察の武士が往来。1965年ごろまで生活道として使われた。

 旧山陰道と町場を結ぶ油面を中心に、寺戸和幸会長(70)=益田市西平原町=ら7人が、石畳に積もった枯れ葉を送風機で吹き飛ばし、道に倒れかかった竹を伐採した。寺戸会長は「木漏れ日を感じながら歩き、昔の人の思いに触れる楽しさを知ってほしい」と話した。

 保存会は10月31日午前9時半から、油面を含む旧山陰道約5キロを巡るウオーキングイベントを開く。定員40人。申し込みは集合場所の鎌手公民館、電話0856(27)0501。 (中山竜一)