2026年度中に解体されるモーターカー庫(左)と下りホーム=島根県川本町川本、旧JR三江線石見川本駅
2026年度中に解体されるモーターカー庫(左)と下りホーム=島根県川本町川本、旧JR三江線石見川本駅

 旧JR三江線石見川本駅(島根県川本町川本)の下りホームとモーターカー庫が2026年度に解体されるのを前に、川本町観光協会が29日、同駅でお別れイベント「石見川本駅の雄姿を刻む」を開く。三江線最終列車の運転士が案内する見学ツアーや施設の特別開放、鉄道関連のグッズや写真の展示などがある。

 下りホームと、保線作業車両の車庫だったモーターカー庫は江の川治水工事に伴い、町が5月以降に取り壊す予定。上りホームと線路の一部は残るという。

 見学ツアーは、2018年3月31日に運行された三江線最終列車を運転した元JR職員の那須野謙さんが施設を案内する。時間は午前10時半と午後1時半。小学生以上が対象で、参加費は500円。当日参加可能で、事前予約者には三江線グッズを贈る。

 普段は立ち入ることができないホームやモーターカー庫、線路に立ち入って自由に写真撮影ができる。三江線や駅へのメッセージを書き入れる伝言板を置く。

 同町観光協会の佐々木文雄事務局長は「今の駅の姿を目に焼き付け、写真に残してほしい」と呼びかけた。イベントは午前10時から午後3時まで。問い合わせは町観光協会、電話0855(74)2345。

 (佐伯学)