本番に向けて稽古する演劇グループのメンバー=雲南市木次町里方、チェリヴァホール
本番に向けて稽古する演劇グループのメンバー=雲南市木次町里方、チェリヴァホール

 雲南市の有志などでつくる演劇グループが28、29の両日、同市で月山富田城(安来市広瀬町)を拠点とした戦国大名・尼子勝久と尼子氏に仕えた武将・山中鹿介を描いた「麒麟(きりん)の城」を上演する。メンバーは熱の入った稽古に取り組んでいる。

 物語は史実とフィクションを織り交ぜながら、鹿介や対決する毛利、鹿介が協力を仰ぐ織田信長の思いがぶつかる。

 25日にあった稽古では、照明や音響、言い回しや動き方を入念に打ち合わせた。主演の鹿介を演じる出雲市斐川町の勝部瑞穂さん(20)は7年前に上演された「KIRINJI(きりんじ) 新説・山中鹿介」を見て心を打たれ、出演を決断。大抜てきされた。勝部さんは「鹿介の真っすぐな人間性を全力で表現し、多くの人の心を動かしたい」と意気込んだ。

 上演するのは演劇グループ「雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会」。脚本、演出は松江工業高校演劇部顧問の亀尾佳宏さん(52)が担当した。

 会場は同市木次町里方のチェリヴァホール。28日は午後6時、29日は午前11時と午後3時に開演する。一般3500円(前売り3千円)、高校生以下1500円(同千円)。問い合わせは同ホール、電話0854(42)1155。

(景山達登)