彼岸花が咲き誇る上淀廃寺跡=米子市淀江町福岡
彼岸花が咲き誇る上淀廃寺跡=米子市淀江町福岡

 住民が彼岸花の植栽に取り組む米子市淀江町福岡の国史跡・上淀廃寺跡で23日、「伯耆古代の丘彼岸花まつり」が始まった。史跡内の斜面に咲き誇る約3万株の深紅と白の花が来場者を魅了する。26日まで。
 市や地域住民でつくる実行委員会が主催し6回目。期間中、見頃を迎えた彼岸花を楽しんでもらうとともに、25、26の両日は廃寺跡中心部で淀江さんこ節や米子がいな太鼓の披露、淀江傘を使ったライトアップなどを企画する。
 実行委によると、彼岸花は例年より開花が1週間早く、月末まで見頃という。
 友人と訪れた米子市博労町2丁目の岡本桜さん(24)は「こんなにたくさん咲いているのを見るのは初めて。赤だけでなく白の花もとてもきれい」と話した。
 植栽は、地域住民で組織する「彼岸花の里づくりプロジェクト実行委員会」が国内最古級の彩色仏教壁画が出土した史跡の魅力向上と、来訪者の増加を目指して2014年度に開始。ボランティアとともに球根を植え、多くの花が史跡を彩るようになった。
(岩垣梨花)