「あらしのよるに」を朗読するメンバー=米子市中町、市立図書館
「あらしのよるに」を朗読するメンバー=米子市中町、市立図書館

 10日の母の日に合わせた朗読コンサート「おかあさんだぁ~いすき~母の日によせて~」が9日、米子市中町の市立図書館であった。来場者約60人が人形劇や朗読を通じ、家族の絆や命の大切さについて考えた。

 朗読ボランティアグループ「火曜の会」が開き、今年で38回目を迎えた。

 「おんぶして」とねだるお化けをおばあさんがおんぶして優しく子守歌を歌うと、お化けが感謝して宝物に変わる「おんぶおばけ」を人形劇で朗読した。

 人形や小道具はメンバーの手作りで、息の合った動きと語りを披露した。より楽しんでもらおうと物語にアレンジを加え、「さるかに合戦」のかにや「花咲かじいさん」のおじいさんが登場すると、子どもたちから笑い声が上がった。

 友人と訪れた境港市の鹿野芙美さん(81)は「朗読が上手で優しい気持ちになった。家に帰って家族に話したくなった」と笑顔で話した。火曜の会の笹鹿啓子代表(80)は「普段口に出せない感謝や愛の言葉を家族や周りの人たちにぜひ伝えてほしい」と話した。

(藤本みのり)