施設利用者と合唱する学生(左端)=浜田市弥栄町長安本郷、寿光苑
施設利用者と合唱する学生(左端)=浜田市弥栄町長安本郷、寿光苑

 【浜田】浜田市弥栄町長安本郷の養護老人ホーム「寿光苑」で19日、歌やリズムで高齢者の認知症予防や心身回復につなげる音楽療法の特別授業があった。市内の専門学校生が利用者と合唱や楽器で交流した。

 リハビリテーションカレッジ島根(浜田市三隅町古市場)の授業として実施し、言語聴覚学科3年生9人が参加した。学生は益田市で音楽療法士として活動する宮崎真理子さん(67)から教わり、施設利用者15人と交流した。

 学生と利用者があいさつを交わし、「世界の国からこんにちは」「茶摘み」などを合唱した。話しやすい雰囲気をつくり、学生は利用者に体調や日頃の様子を聞いた。

 布を横に伸ばしてこいのぼりを作って歌を歌ったり、鳥の鳴き声に似た音を出す笛「バードホイッスル」を使って音のリズムも学んだ。

 山本采和(とわ)さん(20)は「笑顔になってお互い感情を出しやすくなった。自分でも何か音楽を作ってみたい」と話した。 (宮廻裕樹)