「ドンシュー」の酸辣(サンラー)ラーメン
「ドンシュー」の酸辣(サンラー)ラーメン
「ドンシュー」の酸辣(サンラー)ラーメン

 名店として知られる雲南市三刀屋町三刀屋の四川料理店「ドンシュー」が4日から年末まで、店舗改修のため休業する。行列のできる人気店は、ファンを落胆させたくないと、休業期間中は松江市のラーメン店で人気メニューを提供することになった。料理人が松江に出向き、自慢の味を途切れることなく振る舞う。

 ドンシューは、都内の有名店で修業を積んだオーナーの細木達也さん(55)が、1991年に開業。雑味のないラー油でつくる辛みとうまみが両立した酸辣(サンラー)ラーメンやマーボー豆腐が看板メニューで、雲南市民はもとより、県外の観光客も列をなす人気店だ。

 店舗改修は、前面の国道拡幅工事のため駐車場などを新設する。休業期間中も「なんとか料理を提供し続けたい」という細木さんら経営陣の思いを、親交のあった松江市東津田町のラーメン店「中華蕎麦(そば) 奨 津田本店」の運営会社が引き受け、実現した。

 「奨」での料理提供は8日から。ドンシューの料理人が調理場に入り、当面は酸辣ラーメンなど麺類を中心に、マーボー豆腐などの炒め物は順次、対応する。ドンシューの庄司悠佑店長(37)は「ぜひドンシューの味を松江で楽しんでほしい」と来店を呼び掛けている。

 「奨」は午前11時~午後3時と平日は午後6時~8時半、土日祝は午後9時まで営業。水曜定休。 (広木優弥)