生ビールをふるまう実行委員のメンバー(右)=松江市伊勢宮町
生ビールをふるまう実行委員のメンバー(右)=松江市伊勢宮町

 新型コロナウイルス流行で打撃を受ける松江市の繁華街、伊勢宮町の飲食店を活気づけようと15日、生ビール千杯を無料で振る舞うイベントがあった。

 緊急事態宣言の解除を受け、飲み客が戻ってくるように、と飲食店経営者らでつくる実行委員会が企画した。実行委メンバーは、使い捨てのカップを使い、手指消毒を徹底するなどの感染対策を行いながらサーバーからビールを注ぎ、次々と来場者に手渡した。

 自営業山崎修二さん(56)=松江市南田町=は「おいしくいただいた。ほかの店にも寄っていきたい」と喜んだ。実行委員長でダイニングバー・GuZel(ギュゼル)の玉川拡人オーナー(32)は「まだまだ人出は戻らないが、これからなじみの店に出向いてもらいたい」と話した。 (森みずき)