雲南市は21日、新型コロナウイルスワクチン18回分を廃棄したと発表した。保管する市内医療機関で電気系統が故障し、冷蔵庫内の温度が上がったため。在庫分で対応し、接種計画に影響はない。
21日午前7時ごろ、冷蔵庫内が10度となっているのを医療機関のスタッフが発見。ワクチンの解凍後の保管温度は2~8度にしなければならない。
市ワクチン接種対策室の野々村達志室長は「管理徹底を呼び掛け、再発防止に努める」と話した。
20日現在の市内の接種率は、1回目が88・8%、2回目が81・7%。
(狩野樹理)