矢上小学校の児童(手前)と意見交換する矢上高校の生徒=島根県邑南町矢上、矢上高校
矢上小学校の児童(手前)と意見交換する矢上高校の生徒=島根県邑南町矢上、矢上高校

 島根県邑南町、矢上高校の生徒や小学生が、研究テーマを発表する「未来フォーラム」がこのほど、同校であった。参加した住民ら約200人が意見を交わし、町の未来について考えた。

 同校生徒と矢上小学校の5、6年生の10グループが自分たちで調査、研究したテーマを発表した。高校の産業技術科で牛を飼育する生徒は、牛の身体測定や調教といった普段の取り組み内容を紹介した。全国和牛能力共進会への出品に向け、夏場の牛の体調管理などを今後の課題に挙げた。

 児童は住民と協力して、町産のキクイモを提供する子ども食堂を企画したことを発表し「接客するのが難しかった」と感想を話した。後半は児童生徒と住民らで、発表の感想や、今後、やりたいことについて話し合った。

 参加した吉賀高校コーディネーターの坂田紀之さん(67)は「どれも町の未来につながる研究で頼もしく思った」と話した。不登校問題について発表した矢上高校2年の森脇愛華さん(17)は「自分の考えに対していろいろな意見がもらえて参考になった」と手応えを話した。

 (吉野仁士)