―高品質の医療機器、医薬品を国内外に提供されています。中でも出雲工場は最大の製造拠点です。
約800人が働く出雲工場は、1978年以来、主力製品や新製品を作り続けています。現在は輸液輸血・経腸栄養、人工心肺、腹膜透析、抗がん薬関連などの製品を手掛けており、同工場だけで年間売り上げは約170億円になります。医療に関わる製品なので、衛生管理を徹底し、厳しい国際規格の認証を受けるなど、安心・安全なモノづくりに力を入れています。

 

―腹膜透析や抗がん薬関連の製品が注目を集めています。
腎不全患者が行う透析療法は、日本では血液透析が主流ですが、在宅医療として、自宅で行う腹膜透析のニーズが広がっています。当社が手掛ける腹膜透析関連製品は、使いやすさと安心機構を備え、さらに合弁事業によって自宅と病院をつなぐネットワークサービスで在宅医療をサポートします。抗がん薬は、扱う医療従事者の安全が課題でした。薬剤に触れると健康を害する恐れがあるため、調製から患者への投与まで、薬剤が外に漏れ出ないよう設計しました。医療現場で安全意識が広がる中、高い伸びとなっています。

 

―平均年齢は39歳で、若い社員の働きやすさに力を入れています。
男性の育児休暇の取得率は約9割になりました。制度利用を推奨するだけでなく、業務の平準化も進め、取得しやすい環境を整えました。また、工場では労災防止や人材育成など各委員会を設け、さまざまな提案を受け、改善につなげています。若手の声も反映され、責任感ややりがいにつながっています。

 

―雲南市を拠点にするソフトボールチーム「シトリンしまね」とパートナー契約を結びました。
1982年当時、当社のホッケーチームが「くにびき国体」に島根県の代表で出場した縁もあり、スポーツで地元を盛り上げたいという思いを強くもっています。2030年の「島根かみあり国スポ」での活躍とともに、県内の競技力向上を目指し、社員一同、全力で応援しています。

私たちは患者さんの生活の質を向上させるために、チャレンジ精神のある方を求めています。特に大切にしている3つのポイントがあります。①コミュニケーション能力が高く、礼儀正しい方②ルールをしっかり守れる方③健康管理ができる方。このような方にぜひ私たちの仲間になっていただきたいと思います。

岩﨑浩幸=島根県出雲市出身(62歳)2024年に現職に就任
1993年 入社 出雲工場 製造第一課 1996年 出雲工場 品質管理課 2002年 大連JMS 部長 2009年 薬事・品質保証部 品質保証室 課長/室長 2015年 大連JMS 総経理 2024年 執行役員 出雲工場 工場長 趣味:自転車、釣り、バドミントン、楽器演奏(サクソフォン)