境港市竹内団地の温泉施設「みなと温泉ほのかみ」を運営していたSL(旧・かいけ、新開雄一代表清算人)が東京地裁から特別清算の開始決定を受けたことが21日、代表清算人への取材で分かった。温泉の運営は1月に第三者に譲渡し、会社整理を進めていた。負債総額は約2億円。

 東京商工リサーチなどによると、かいけは2008年設立で、建物清掃やメンテナンス業務を主体に温泉施設の指定管理を手掛けた。ほのかみは11年に運営を始めたが、設備投資の負担や新型コロナの感染拡大による利用者減が響き、債務超過に陥った。

 会社分割や事業譲渡による事業再生で、20年12月に清算のための受け皿会社を設立し、登記を米子市尾高から東京都に移転。社名をSLに変更した。

 ほのかみは、クリエイティブサポート(米子市両三柳)が従業員8人の雇用とともに運営を引き継いだ。

      (岩垣梨花)