23日午前6時20分ごろ、浜田市三隅町岡見のJR山陰線の線路脇で、猟友会浜田支部の70代男性と島根県職員の40代女性がツキノワグマに襲われた。男性は足の甲、女性はももや手首をかまれ、軽傷を負った。クマはその場で別の猟友会のメンバーに殺処分された。

 県によると、22日に現場付近で発生した列車とクマの衝突事故について、2人を含む計8人で状況を確認していた際、茂みから突然クマが出てきたという。

 検証時には、クマの出没に備えて鈴を着けるなどの対処をしていたという。現場は岡見駅と益田市の鎌手駅との間で、付近にはクマのふんが落ちていた。

 島根県内では今月上旬にも、益田市内の市道をランニング中だった50代男性が、後ろから襲ってきたクマに頭をかまれ、両腕を引っかかれてけがをした。

 県は山林に入る時は2人以上で行動することや、遠くにクマを見つけた時は刺激せず、静かに立ち去るなど注意を呼び掛けている。 (勝部浩文)