菱浦湾に打ち上がった花火=23日夜、島根県海士町福井(多重露光)
菱浦湾に打ち上がった花火=23日夜、島根県海士町福井(多重露光)

 島根県海士町福井の菱浦湾で23日夜、新型コロナウイルス禍で中止された夏のキンニャモニャ祭りに代わる花火大会が開かれ、海上を彩る2900発の大輪が島民を魅了した。

 湾内の台船から、直径180メートルの尺玉や海面上で破裂する水中花火が大音響とともに舞った。後鳥羽上皇来島800年を記念した花火も上がり、岸壁に陣取った家族連れが光のショーを楽しんだ。友人と訪れた隠岐島前高3年の山田悠奈さん(18)は「山に浮かんだ月と花火が一緒に撮影でき、思い出に残る1枚になった」と話した。

 花火大会は、隠岐國商工会が事務局を担う実行委員会が計画した。大会に合わせて、コロナ禍で売り上げが減少した地元店を応援するため、島内で利用できる地域通貨やクーポン券が当たるキャンペーンもあった。
      (森山郷雄)