赤ちゃんのへその緒や胎盤に含まれる臍帯血(さいたいけつ)を利用した再生医療の臨床研究が進んでいる。脳性まひの予防や治療で効果が報告されているほか、海外では自閉症や糖尿病の臨床研究も実施されている。研究の進展に伴い、新生児本人や家族が将来病気になったときの〝保険〟として、出産時に採取した臍帯血を保管する民間バ...