共同通信社の衆院選終盤情勢調査は、与党が現時点で優位に戦いを進めている現状を映し出した。公示前勢力276議席に及ばなくても、リードを保ったまま31日の投開票を迎えたい岸田文雄首相。ただ当落線上でせめぎ合う接戦区は多数に上り、不安を抱える状況は変わらない。対する立憲民主党など野党は選挙区ごとに共闘への温度差がある。追い上げには改善が欠かせない。

 「茨城6区の大...