【浜田】浜田市国分町唐鐘地区の女性グループによる干し芋作りが28日、地元の国府まちづくりセンターであった。メンバー9人が一つ一つ丹精込めて作った。
9月中旬に地区内で収穫した「紅はるか」を使用した。とうがねまちづくり推進委員会の「ほしいもの会」が苗植えから収穫、加工まで手掛ける。
メンバーは蒸し上がった熱々のサツマイモが冷めないうちに素早く丁寧に皮をむいた。軟らかい芋の形を崩さないよう専用の機器でゆっくりとスライス。天日干しするため、かごの上に一枚一枚並べた。
干し芋は、11月7日に国府まちづくりセンターである朝市で150グラム、350円で50個販売する。
代表の鵜飼澄子さん(66)は「唐鐘産の干し芋を味わってほしい。みんなで作ったから、さらにおいしいはず」と笑顔で話した。 (青山和佳乃)