東芝が事業ごとの会社分割案を発表し、かつての名門企業は事実上の「解体」へと踏み出す。経営陣は効率化による再生を強調するが、株主利益に傾斜した判断に、従業員や取引先からは厳しい視線も向けられる。「物言う株主」との向き合い方を巡る企業統治の不全が解消されないまま「総合電機」の幕を引く道を選んだ。
「専門的な人間が俊敏に経営すれば(収益は)改善する」。東芝の綱川智社長は12日の記者会見で、会社を分割し事業ごとに独立させるメリットを訴えた。さらに「...
東芝が事業ごとの会社分割案を発表し、かつての名門企業は事実上の「解体」へと踏み出す。経営陣は効率化による再生を強調するが、株主利益に傾斜した判断に、従業員や取引先からは厳しい視線も向けられる。「物言う株主」との向き合い方を巡る企業統治の不全が解消されないまま「総合電機」の幕を引く道を選んだ。
「専門的な人間が俊敏に経営すれば(収益は)改善する」。東芝の綱川智社長は12日の記者会見で、会社を分割し事業ごとに独立させるメリットを訴えた。さらに「...
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