破魔矢に絵馬を取り付ける巫女=出雲市大社町杵築東、出雲大社
破魔矢に絵馬を取り付ける巫女=出雲市大社町杵築東、出雲大社

 出雲大社(出雲市大社町杵築東)で25日、正月の縁起物の準備が始まった。昨年は新型コロナウイルスの影響で12月15日からの分散参拝を呼び掛けたが、通常通りに戻す予定で、参拝者の受け入れを整える。

 縁起物は、来年の干支(えと)である寅(とら)の絵馬が付いた大破魔矢や、生弓生矢(いくゆみいくや)、福笹など約2万7500点を準備し、12月31日からの授与を予定している。神職と巫女(みこ)計8人が、日本画家の藤原正人さんが描いた絵馬を破魔矢に取り付けた。

 例年60万人が訪れる三が日の参拝客は、今年は分散参拝によって約16万9千人だった。年末年始にかけて感染拡大が懸念された昨年に比べると落ち着いた状況になっており、出雲大社の川谷誠一禰宜は「健康で過ごせ、気持ち良く参ることができるよう、万全の態勢で迎えたい」と話した。

 12月27日に新年の若水をくむ井戸を清める御饌井(みけい)祭、31日に大祓(おおはらえ)と除夜祭を執り行い、新年を迎える。

  (松本直也)