手形アートを前に踊りを披露する幼稚園児=米子市弥生町、JR米子駅
手形アートを前に踊りを披露する幼稚園児=米子市弥生町、JR米子駅

 南北自由通路の建設工事が進むJR米子駅で30日、工事用防護壁に幼稚園児ら438人の手形をあしらったアートがお披露目された。米子城跡や皆生温泉、上淀廃寺跡など景勝地写真の上に、一人一人の手形で「YONAGO」とローマ字表記した作品。工事が完了する2023年まで設置される。

 赤や緑など6色6枚組のアートは縦2メートル、横9メートル。手形は、あけぼの幼稚園(米子市義方町)の園児と職員356人、鳥取大医学部付属病院小児科(同市西町)の入院患者や医療従事者50人、米子駅関係者32人が寄せた。

 殺風景な防護壁を彩ってもらおうと、JR西日本米子支社が企画。手形をスキャンし、パソコンで市提供の写真と組み合わせた。手形の主が分かる仕掛けも施した。

 現地でセレモニーがあり、年長組24人が歌や踊りを披露。入院患者もリモートで参加し、祝福した。波多野和雄園長は「手形には子どもたちの夢が詰まっている」と話し、陰山健二駅長は「鉄道事業を身近に感じてほしい」と呼び掛けた。
      (山根行雄)