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　原発が立地する全国唯一の県庁所在地・松江市で今年４月、約２０年ぶりに新市長が誕生した。三つどもえの戦いを制したのは、地元の経済界や労働組合、自民党系市議に支えられた元日本政策投資銀行松江事務所長の上定昭仁（４８）。当選報告会の会場で取り囲む支援者の輪の中に、中国電力島根原子力本部（松江市鹿島町片句）の本部長、北野立夫（６３）と副本部長...