政府は12月中下旬から、新型コロナウイルスワクチン接種の電子証明書を発行する予定です。
Q 電子証明書とは?
A スマートフォンの画面に接種日、ワクチンメーカーなどを表示します。3回目の接種も反映します。氏名などの個人情報は隠すことができます。QRコードを表示し、専用機器で接種情報を読み取ってもらうことも可能になります。
Q 取得方法は?
A スマホにダウンロードした専用アプリから申請します。アプリは「ワクチン接種記録システム(VRS)」に登録されている個人の接種歴をオンラインで参照し、画面に表示します。
Q 注意点は?
A 申請の際は、マイナンバーカードをスマホにかざします。カードを取得するときに決めた4桁の暗証番号の入力も必要です。成り済ましを防ぐためです。
Q スマホやカードを持っていない人は?
A 政府は電子証明書と同じタイミングで、市区町村の窓口を通じて紙製の接種証明書の発行を始める方針です。
Q 使い道は?
A 緊急事態宣言が出ても、ワクチン接種や陰性を証明すれば行動制限が緩和される「ワクチン・検査パッケージ」での使用を主に想定しています。イベント会場や飲食店に入る際などに、画面を提示します。海外渡航でも使えます。