【米子】昭和から平成にかけて発売された記念切符の展示会「記念切符で旅しよう」が米子市中町の市立図書館で始まった。米子工業高校の山道俊哉教諭(56)=米子市新開4丁目=のコレクションのうちフグの干物や陶器、石などで作られた珍しい品57点が並び、来場者が見入る。25日まで。入場無料。
山口県下関市内を巡る定期観光バスの運行50周年を記念した記念乗車券(縦12・5センチ、横21センチ)は、保存加工を施した本物のフグの干物が貼り付けてある。1985年に鳥取県で開かれた「わかとり国体」で、主会場の布勢総合運動公園とJR鳥取駅間を結ぶ日ノ丸自動車のバスの記念切符(縦11センチ、横18センチ)は競技場に使われた舗装材が付いている。
山道さんは「全国の記念切符を紹介しているので、ぜひ展示を見て旅行に行ったかのような気分を味わってほしい」と話した。
開館は平日が午前9時~午後7時、土日曜祝日が午前10時~午後6時。月曜休館。 (岩垣梨花)












