雲南市吉田町に伝わる縁起物の稲わら細工「鶴亀」がフランス・パリで脚光を浴びる。パリに店を構える吉田町出身の女性が古里の友人に小さめに作ってもらい、クリスマスギフトとして売り出したところ「かわいい」と好評だった。担い手の高齢化や稲わらの入手難で技術の継承が難しい中、新たな販売方法や販路のヒントとなりそうだ。
 鶴亀は吉田町の吉田地区が誇るわら細工で隣の田井地区でも作られる。長寿を象徴する鶴と亀をかたどり、大きさは20センチほど。町の観光交流施設で売られ、しめ縄に飾り付けたり、縁起物の置物にしたりする。毎年、出雲大社にも奉納されてきた。担い手の高齢化や細工に向く稲わらの入手難で廃れつつあるものの、2019年に結成された女性グループ「鶴亀」が...