島根県と鳥取県は16日、計136人(島根85人、鳥取51人)が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも15日の検査分で、1日当たりの新規感染者数としては、島根が過去3番目、鳥取が過去最多。出雲市内の中学校運動部の練習試合会場と、鳥取市内の学習塾で、それぞれクラスター(感染者集団)が発生した。

 島根県の内訳は出雲市26人、邑南町9人、浜田市8人、益田市7人、松江市6人、江津市3人、県外1人。感染者が多いため確認に手が回らない「調査中」が出雲保健所管内で7人、浜田保健所管内で18人いる。調査中以外は、無症状か軽症。

 練習試合でのクラスターは県内35例目。市立中8校の生徒106人が参加し、市内の中学校で8、9日にあり、15日までにこのうち5校の教職員や生徒計18人の感染が確認された。出雲市は今月末まで全市立中学校の部活動を中止する。

 鳥取県の内訳は鳥取市24人、米子市6人、西伯郡1人、県西部14人、非公表6人。いずれも無症状か軽症だった。

 学習塾のクラスターは県内30例目。15日までに講師3人、受講生12人が感染した。13日から閉鎖中で、全員に連絡が取れており施設名は公表しない。県によると、教室に窓がなく換気が不十分だった可能性がある。発熱など体調不良者の出入りもあったという。感染者の中に大学入学共通テストの受験生はいない。

 累計感染者数は島根2332人、鳥取1940人。16日午前0時時点の確保病床使用率は島根(368床)42・7%、鳥取(350床)36・0%。島根には重症者が1人いる。宿泊療養は島根27人、鳥取76人。自宅療養は島根100人、鳥取5人。

 (多賀芳文、藤井俊行)