環境省が9日、東京都内でトキ野生復帰検討会(10人)を開き、国の特別天然記念物トキの出雲市での初回放鳥を2027年初夏に行うと決めた。最大20羽で、市は同年6月上旬ごろに稗原地区での実施を目指す。放鳥は新潟県佐渡市、26年5月に予定する石川県能登地域に次いで国内3カ所目で、西日本では初めてとなる。
有識者による検討会には、飯塚俊之市長が出席。稗原地区は、餌となる生物が放鳥開始時の佐渡島(新潟県)と同程度に確認されたとの調査結果を報告した。放鳥後のモニタリング調査体制なども説明し、委員から大きな異論は出なかった。
放鳥時期の決定を受け、飯塚市長は「多くの方の協力のおかげで決定に至った。環境保全、教育、産業振興につながる取り組みにしていきたい」と喜んだ。
市とトキの関係は、...













