島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県は17日、1日の新規感染者数としては過去最多となる計118人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。鳥取県も同日、計49人の感染を発表。感染拡大に歯止めがかからない状況を受け島根県は、両県民が山陰の宿泊施設を利用する際に割引を受けられる「WeLove山陰キャンペーン」の新規予約を20~31日の間、停止する。

 島根県の丸山達也知事は17日、感染状況がさらに悪化した場合、まん延防止等重点措置の要請を検討する考えを示した。県民に対しては、鳥取県を含めたすべての都道府県をまたぐ不要不急の移動を控えるよう要請した。

 島根県の新規感染者の内訳は松江市12人、浜田市4人、出雲市3人、益田市4人、雲南市1人、奥出雲町1人、邑南町9人、県外1人。このほか出雲保健所管内の21人、浜田保健所管内の62人は居住地を確認中で、県は健康状態の調査や入院調整を優先するため、確定が遅れているとしている。同県の1月の感染者数は計689人となり、1カ月で最多だった昨年8月(629人)を上回った。

 浜田保健所管内の児童福祉施設では職員と利用者計10人が感染し、県内36例目のクラスター(感染者集団)と認定。すでに公表済みの同保健所管内の学校寮のクラスター関連では、新たに35人が感染した。

 鳥取県の内訳は鳥取市保健所管内23人、倉吉保健所管内3人、米子保健所管内23人。鳥取市の久松小学校で児童、教職員計10人が感染し、県内31例目のクラスター(感染者集団)が発生した。米子署の警察官1人と鳥取県庁の県職員1人も感染した。

 山陰両県の新規感染者は16日確認分。累計感染者数は島根2450人、鳥取1989人。17日午前0時時点の確保病床使用率は島根(368床)43・5%、鳥取(350床)41・7%。宿泊療養は島根31人、鳥取81人。自宅療養は島根198人、鳥取23人。島根に重症者が1人いる。
       (取材班)