【松江】島根県立盲学校(松江市西浜佐陀町)の児童、生徒が制作した作品の展示が松江市東朝日町のイオン松江ショッピングセンターで開かれている。同校幼稚部の子どもを含め弱視や全盲の10人が図画工作や美術の授業で手掛けたイラスト、書道、立体作品など約70点が来場者を楽しませている。23日まで。
蜜ろうで人物や食べ物を描いた作品や、色画用紙をちぎって貼り合わせたイラスト、紙粘土で作ったオブジェなどの作品が並ぶ。授業風景や部活動、校外学習の様子を紹介するパネルも設置した。
山本康治校長(60)は「作品を通じて子どもたちの豊かな発想や表現力を感じてほしい」と話した。
展示は毎年夏と冬の2回開かれ、来場者に作品を触って楽しんでもらっていたが、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続き、作品に触れることは禁止している。23日の展示は午前9時~午後3時半。
(宍道香穂)













