双眼鏡や望遠鏡で鳥の姿を観察する参加者=出雲市園町、宍道湖グリーンパーク
双眼鏡や望遠鏡で鳥の姿を観察する参加者=出雲市園町、宍道湖グリーンパーク

 【出雲】宍道湖グリーンパーク(島根県出雲市園町)で23日、親子連れなど11人が参加したバードウオッチングがあり、宍道湖岸や水田で冬の時季にしか見られない渡り鳥などの観察を楽しんだ。

 参加者は双眼鏡や望遠鏡を手に敷地内を散策。「あの鳥はなんだろう」「くちばしが黄色いよ」などと声を掛け合い、事前に配られた鳥の写真付きの早見カードと照らし合わせ、名前を当てた。

 田んぼでコガモやヒシクイを見つけたほか、宍道湖岸ではカワウやカワセミを観察。珍しい渡り鳥で、くちばしがピンク色で頭部が黒緑色の「ツクシガモ」の姿もあった。

 両親と参加した出雲市立大津小学校1年の渉(わたり)千尋さん(7)は「図鑑を見て今日の練習をしてきた。見たかったコガモがいて、うれしかった」と笑顔だった。

 (平井優香)