三十三間堂大的全国大会で優勝した村田美佳さん=大田市大田町
三十三間堂大的全国大会で優勝した村田美佳さん=大田市大田町

 全国から集まった千人もの新成人が弓道の腕前を競う、三十三間堂(京都市)新春恒例の大的(おおまと)全国大会で、大田市出身の専門学校生、村田美佳(はるか)さん(19)=四段、大田市弓友会所属=が「成人女子の部」で優勝した。村田さんは「一生に一度の憧れの舞台で優勝でき本当にうれしい」と喜ぶ。

 第72回大会は16日にあり、各都道府県の弓道連盟に登録した有段者計1027人が出場し、女子の部には約500人が挑んだ。60メートル先の直径1メートルの的に矢を2本引き、両方とも射抜いた選手が決勝に進む。決勝では直径79センチの的を狙い、最後まで当てた選手が優勝となる。

 村田さんは予選突破者の5人に入り、決勝でも的中を続けて栄冠に輝いた。「緊張はしたが、自分の射に集中できた」と勝因を語る。

 村田さんは小学6年生で弓道を始め、大田第一中学校、邇摩高校で競技を続けた。現在も松江総合ビジネスカレッジ(松江市東朝日町)に通いながら、週末は地元・大田市や米子市の弓道場で腕を磨く。色鮮やかな晴れ着姿の新成人が矢を放つ三十三間堂での全国大会は「ずっと目指していた舞台」と話す。

 「幸先の良いスタートが切れた。国体などの大会に向け、頑張っていきたい」と誓った。
      (錦織拓郎)