ミュージックケアを披露するかめっ子クラブのメンバーたち(代表撮影)=大田市長久町「亀の子」
ミュージックケアを披露するかめっ子クラブのメンバーたち(代表撮影)=大田市長久町「亀の子」

 天皇、皇后両陛下は10日、皇居・御所で、障害者支援施設「亀の子」(島根県大田市長久町)とオンラインでつなぎ、施設の利用者と画面越しで交流された。

 両陛下は、担当者から説明を受け、音やリズムに合わせて体を動かす音楽療法「ミュージックケア」の様子や、おからの袋詰めをする作業の映像を見た。

 陛下は、高校生の生越陽介さん(17)に「(ミュージックケアは)楽しそうですね」と声をかけ、袋詰め作業については佐貫武之さん(65)に「難しくないですか」と質問をした。佐貫さんは、体調を気遣う気配りもしていただいたと感謝し「あたたかい気持ちになった」と話した。

 視察は、毎年12月の障害者週間にちなんだ視察。宮内庁によると、施設側との日程調整でこの時期にずれ込んだという。

 昨年5月に開かれた「第71回全国植樹祭」の式典出席に合わせて、施設を訪問する予定だったが、新型コロナウイルス禍で現地入りできず、実現していなかった。
      (片山皓平)